いつもお世話になります。大鋸通信VOL160を送らせていただきます。
早いもので今年も一年を終えようとしております。
私の拙い文章も恥ずかしながら160回目。それ以前は白黒で印刷していた時期を考えると200回（約17年）は越えているように思います。
中山道大鋸も大鋸酒店から社名を変え、今の事務所が当時の酒店でしたので、その向いに新設をして17年目となりました。続けるとは難しい事ですが、私の文章も時々何を書いてよいか？と思ったり、色々な方に行くので「失礼」にならないか？などと考える時もありますが、ローカルな勝手な酒屋の通信なので、どうかお許しを頂きたいと思います。
今年一年は、自分にとって最も楽しみでもありながら、「しんどい」2カ月半の酒造り。
まさしく坂下の山奥で籠りきりですから、いわゆる自粛です。お付き合いもなければ外出もなく、勿論飲みに行くことなどありません。そしてようやく切りのついた今年の4月。
中山道大鋸一本に集中していた時にあの「新型コロナウイルス」です。当然ながら経営は苦しくなり、また自粛です。「一体俺はいつまで自粛をすればいいんだ！」と思いました。
自粛は酒蔵で十分です。
今までは色々な蔵のお付き合いや仕事で、公共の乗り物を使いましたが、今年は一度も飛行機に乗っていませんし新幹線も乗っていません。
「井の中の蛙」で商売がうまく行くわけはありませんが、一年間ほぼ自粛の年でした。(^^;
12月には店内だけの特別通信を作りますが、皆様にお配りさせて頂くのは今年最後の通信となります。一年間ありがとうございました。
そして来年こそは、新型コロナウイルスの早急な終息と活気のある一年になることを願いまして、今回の通信を送らせて頂きます。
どうぞ今後ともよろしくお願い致します。
大鋸 伸行
